2011-02-06
昨日と今日、おつきあい(半分アッシー、半分は自分の楽しみ)で大規模量販店をたて続けに回った。
昨日はIKEA鶴浜店。
今日はコーナン川西久代店とニトリ伊丹店とCOSTCO尼崎店。
言うまでもないが、IKEAはスウェーデン、COSTCOはアメリカ、あとは日本の企業だ。そして、なんだか国民性というか、企業も国の文化をもっているようで、短時間のうちに回ると違いが目立ってそれなりにおもしろかった。もちろん、それぞれの店は、私は以前からちょくちょく行っているので、雰囲気はじゅうぶん分かっているのだが、これだけ詰めて行くとおもしろかったのである。
IKEAは、商品のデザインや機能の絞りかたに欧州のセンスがはっきりと出ていて、値段は高くないのだが安物臭さをそれほど感じさせない。そして、ほとんどの商品は定番ものである。しかし、組み立て家具などは、設計と工作に日本のものほどの緻密さがなく、ユーザーは組み立てるときに力業を求められる。大きな家具では電動工具が必須である。
COSTCOは良くも悪くもアメリカのおおざっぱさが前面に出ている。商品は、まあ安いのだろうが、なにしろ単位が大きい。数家族ででかけてシェアしているお客が多そうなのは理解できる。したがって、わが家のように、シェアする相手が娘の嫁ぎ先ていどの場合は、欲しいものがあってもなかなか手がでない。韓国製の即席麺が美味いからといって、40個入りのダンボール箱を買うのは躊躇する。そして、ここは定番があまりない。見たときに買っておかないと、次にはない可能性が高い。
ニトリは定番をずっと揃え、安く、そこそこのセンスでまとめられているが、しかしまあ、ほとんどおもしろみのない店。日本人の妙なまじめさというか…。
コーナン。ここは「これでもかぁ」というくらい、いろいろなものを揃え続けて、どんどん店舗が肥大し、客は目的物を探すのにくろうすることが少なくないという、べつの意味でニッポン的な商法で拡大していると思う。コーナンに行けばあるだろうけど、とくに掘り出し物があるわけではないという、コンサバな路線か。
しかし、新年度前の週末、こういう量販店をいくつも回って、あ〜疲れた。
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