日付が変わってしまったが、もう建前としての日時はええわと開き直った。
欧州スケッチ旅行でお店を閉めていた「九十九」さんに、一ヶ月ぶり。フランスとイタリアのお土産話をマスターからたっぷりと聞きながら、いつもの美味しいお料理とナギサビールとバーボン。
22時ごろに行って、ふと気づいたらもう1時だ。
これまでは、なんとか懸けないうに小細工してきたが、もうそういうことはやめよう。
こうしてなにげない日常を過ごしていられるというのは、じつはものすごく幸せなことなのだと、この年になってまた改めて実感している夜だ。