2013-03-20
川西市平野の曹洞宗岡本寺では、毎年春の彼岸に集合墓「舎羅林堂」の法要のあと、医療や介護を主題とした講演会を開く。今年で9回目。いままでもお話をさせていただいたが、今年は看取りケアの大先輩の医師との対談が企画された。
しかし、その医師は肺癌が脳転移して手術を受けた。ビデオ出演ということで、そのあとのフォローという、ちょっと難しい講演だった。重い空気だがなんとかおおぜいのオウディエンスには納得していただけたようだ。
お話は、尊厳死法案や平穏死のことに及び、よく考えたら、お寺の本堂で医者が死にざまの話を大きな声でやっているという、じつにシュールなことになっていたのである。
しかし、なかなかいいイベントだったと自画自賛。
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