2015-04-03
午後、川西市介護認定審査会委員の委嘱式があった。私は8回目になるかな、ともかく介護保険制度発足前夜の1999年からだ。16年目になる。もう堪忍してほしいのだ。
もっとも、こうしてずっと審査会を見続けていると、年々の変化が身に染みて実感できる。
政策は在宅医療だという。
しかし、独居で近しい係累がおらず、認知症が進んで火の不始末の危険性が大きい状況で、それでもなお要介護1だというようなかたをどうすればいいのか。審査会で考えることではないが、現場をつい彷彿してしまうだけに、なんでも在宅という乱暴な政策には疑問を感じざるをえない。
介護は現場で起きている霞ヶ関の机の上ではない、と言いたくなるのだが…。
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