公共交通機関
2018-05-28


今日また関東で悲惨な高齢者の事故があった。自動車がないと動きがとれないというほどの過疎地でもなく、全国にも知られている市の市街地。90歳の加害女性が乗っていたやや古いモデルのレッドの乗用車にはスポイラーがついていた。

NHKのニュースでコメントされていたのだが「高齢者に公共交通機関の乗りかたを教えてあげねば」と。

たしかに、いまの後期高齢者は車が普及した時代を生きてきて、歩いて数分の食品スーパーに行くにも車を使っているという状況をよくみかけたのである。そして、鉄道もバスも、乗車する手続きが一気に変化して、しばらく公共交通機関を使っていない人はどうやって切符を買えばいいのか、ましてや最近は切符さえないということで、都市部では躊躇しているのかもしれない。田舎では公共交通機関が「ない」が都市部ではそれに「乗れない」のかもしれない。

先週末に白浜に帰ったさいの往復の電車では、わたしはいっさい切符は使っていないほど、環境が変わってしまっている。公共交通機関の乗りかたを教えてあげなければという意味がわかる。

ひとごとではないのである。わたしはいつまで運転してもいいのだろうか。つぎの免許更新は71歳。
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